スカ|大須賀 弘之(おおすか ひろゆき)
進路の先生
働き方や進路に迷う人のために、進路・キャリア・学び直しの整理を支援しています。
元教員。メンタル不調からの立て直し、
民間企業での実務、会社運営を経験。
進路・キャリアに関する個別相談実績1,000件以上。
転職先の紹介、医療・心理療法、法律・制度上の専門判断は行いません。
経歴
元中学校教諭として9年間、技術科と進路指導を担当しました。
退職後は、保険営業、個別塾教室長、ネットショップ事業、法人運営などを経験し、現在は官公庁物品調達事業を行っています。
進路・キャリア相談は、10歳から55歳まで1,000件以上担当してきました。
やりたいこと、キャリア、子育て、起業構想など、人生の選択で起こる引っかかりを、感覚だけでなく構造として捉えることを重視しています。
行政・民間・事業の三領域での実務経験を土台に、現実のコストや責任を踏まえた支援を行っています。
SK研究室について
SK研究室は、方向性の迷いや生き方のズレを少しずつ見直していくための場所です。
学校のように一方的に教える場でもなく、答えだけを渡す場でもなく、立ち止まりながら一緒に見直していく場として、この名前を使っています。
問題をすぐに解決するためだけではなく、何が起きているのかを少しずつ見ていく場でありたいという意味で、「研究室」としています。
相談では、すぐに答えを出すことよりも、何が引っかかっているのか、どこで判断が止まっているのか、何を基準に考えればよいのかを一緒に整理していきます。
そのうえで、今すぐ大きく変えるべきことと、まだ急がなくてよいことを切り分け、自分の言葉で次の一歩を考えられる状態を目指します。
主な実績
- 進路・キャリア相談 1,000件以上
- 大学入試面接指導 合格率92%
- ネットショップ事業 月商最高500万円
- 官公庁物品調達の納入実績あり
保有資格・学習歴
- アーティストウェイ履修
- GCDFキャリアカウンセラー履修
- NLPプラクティショナー履修
教育現場で見てきたこと
進路指導では、「行きたい学校が分からない」という相談の背景に、単なる情報不足ではなく、「何を基準に選べばよいか分からない」という迷いがあることが少なくありませんでした。
また、「この学校に行きたい」と言っていても、話を重ねていくと、本人の希望というより、まわりの期待や空気に引っ張られていたということもありました。
大学入試の面接指導でも、答え方の練習だけでは通らない場面が多くありました。
その学校をなぜ目指すのか。
自分は何に引かれているのか。
どんな経験が今の考えにつながっているのか。
こうした部分が本人の中でつながっていないと、言葉だけ整えても面接では弱くなります。
逆に、考えの筋道が通ると、話し方そのものが大きく変わることがありました。
民間と事業で学んだこと
教員を退職した後は、教育以外の現場でも経験を重ねました。
そこでは、教育現場とは違う意味で、判断の重さや現実の制約に向き合うことになりました。
営業では、知識があることと、実際に信頼してもらえることは別だと分かりました。
教室運営では、目の前の一人だけでなく、継続、数字、運営、全体の流れを見る必要がありました。
事業運営では、やりたいことがあっても、仕組み、責任、コスト、継続性が伴わなければ形にならないことを繰り返し経験しました。
ここで見えてきたのは、理想だけでも、現実だけでも続かないということでした。
納得と現実の両方を見ながら考える必要がある。
この感覚は、教育現場でも、民間でも、事業でも共通していました。
現在大切にしていること
現在は、目の前の悩みを一時的に軽くすることよりも、何が引っかかりの中心になっているのかを見極め、どう考え、どう選び、どう修正していくかという土台を扱うことを大切にしています。
扱っているテーマは、やりたいこと、キャリア、子育て、起業構想などですが、個別のテーマをばらばらに見るのではなく、「どう選ぶか」という共通の問題として捉えています。
たとえば、こんな形で現れます
やりたいこと
何か始めたい気持ちはあるのに動けない。
やりたいことがあるのかないのか、自分でもはっきりしない。
キャリア
辞めたいわけではない。
でも、このままでいいとも思えない。
休んでも答えが出ない。
子育て
子どものことを考えるほど、自分の軸も揺れる。
親としての役割と、自分自身の人生が切り離せない。
起業構想
やりたい思いはある。
でも、形にしようとすると止まる。
情報を集めても決めきれない。
見えているテーマは違っても、その奥では、
自分は何を基準に選ぶのか。
何を引き受けるのか。
どこで止まっているのか。
という共通した問いがあることがあります。
支援の中で重視していること
1. 感覚だけで終わらせないこと
「何となく違う」「うまく言えないけれど引っかかる」といった感覚を、そのまま曖昧にせず、言葉にして扱える形にしていくことを重視しています。
2. 現実のコストを無視しないこと
時間、生活、責任、人間関係、仕事、お金など、実際の暮らしの中で引き受ける必要があるものを切り離さずに考えます。
たとえば、「本当はこうしたい」という気持ちがあっても、今の生活や家族の状況、仕事上の責任を抜いて話すと、考えはきれいでも実行にはつながりにくくなります。
反対に、現実だけを見て気持ちを切り捨てると、続けているうちに納得が失われることがあります。
そのため、気持ちと現実の両方を同時に見ることを大切にしています。
3. 答えを代わりに決めるのではなく、自分で決めていける状態を目指すこと
進路でも、転職でも、起業でも、外から見れば答えが一つに見える場面があります。
しかし、本人の中で筋道が通っていなければ、たとえ外から見て良い選択でも、あとで揺れやすくなることがあります。
そのため、何を選ぶかだけでなく、どう考えてそこに至ったかを重視しています。
ここで目指していること
ここで目指しているのは、迷わなくなることではありません。
迷いが出ても、そのたびに見直し、自分の言葉で納得し、必要なら修正しながら進めることです。
大きく壊れているわけではない。
けれど、このままでいいのかが続いている。
休んでも、考えても、環境を少し変えても、また似たところで止まってしまう。
そうした状態を、気合いや一時的な前向きさだけで押し切るのではなく、何が引っかかりの中心にあるのかを見直していくことが、この研究室で行っていることです。
現在行っていること
現在は、SK研究室を通じて、問題理解のための記事発信、テーマ別整理、自己診断、個別相談や講座の設計を行っています。
必要な人が、自分のペースで読み、考え、見直し、次の一歩につなげられる形を少しずつ整えています。
進路やキャリアは一度決めて終わるものではなく、その後の生活や役割の変化に応じて何度も見直されるものだと考えています。
学生の進路、社会人の働き方、親としての役割、事業を始める準備は、別々の問題に見えても、どれも自分で選び、その結果を引き受けるという点でつながっています。
だからこそ、この研究室では、その人がこれからも使える選び方の土台を少しずつ整えていくことを重視しています。
背景にある経過
こうした考え方の背景には、自分自身の経過もあります。
教員として働いていた時期に行き詰まりを経験し、退職を経て、働き方や生き方を見直すことになりました。
その後、2012年頃から事業化を試みながら、学び直しと試行錯誤を重ね、教育以外の現場でも経験を積んできました。
そうした立場も役割も異なる環境を通る中で、理想だけでは続かないこと、反対に現実だけを優先しても納得を失うことを繰り返し見てきました。
また、一度折れたあとに立て直していく過程では、知識を増やすだけでは前に進めないこと、気持ちを整えるだけでも続かないこと、自分の中で何が引っかかっているのかを見直さない限り、同じところで止まりやすいことも実感してきました。
現在のSK研究室は、そうした試行錯誤の延長にあります。
教育現場で見てきた迷い、退職後に直面した行き詰まり、その後の社会経験や事業経験を通して見えてきたことを土台に、人生の選択で起こる引っかかりを、感覚だけでなく構造として捉え、納得して進める形へ少しずつ整えていくことを目指しています。