今回のリサーチで見えてきたのは、スカの価値は「元教員の転職支援」ではないということ。
スカの経験の尖りは、
中学校教諭として人の進路を見てきたこと、
自分自身がメンタルヘルス不調で教員を離れたこと、
その後に民間企業、保険営業、塾運営、子育て、物販、法人運営、官公庁取引、事業化試行まで通ってきたことにある。
つまり、単に「教員だった」「起業した」「相談に乗ってきた」ではなく、
人の人生に関わってきた人が、自分自身の人生の進路で崩れ、その後に複数の現実を通ってきたこと
が核になる。
この経験が最も価値になる相手は、
人の進路や成長、相談、教育、支援に関わってきたが、今度は自分の人生や働き方で止まっている人。
たとえば、教員、元教員、教育支援者、塾関係者、キャリア支援者、コーチ、カウンセラー、不登校支援者、子育て支援者など。
この人たちは、他人のことは見てきた。
でも、自分のことになると決められない。
仕事を続けるのか、辞めるのか、休むのか、転職するのか、起業するのか。
家庭やお金、過去の失敗、責任感、体調、年齢、子育て、周囲への説明が絡んで、自分では整理できなくなっている。
この人たちが本当に欲しいのは、スカの経験談を聞くことではない。
本当に欲しいのは、
自分が人のために使ってきた力を、これから自分の人生でどう使えばいいのかを整理すること。
自分の教育経験や支援経験を、次の働き方、役割、商品、収益構造、生活設計に翻訳してほしい。
だから、スカの価値は「相談に乗ること」だけでは足りない。
本体は、人生と仕事の再構築を一緒に行うこと。
単発相談ではなく、3か月〜6か月の再構築支援として価値が出る可能性がある。
リサーチ上では、3か月で50万〜80万円、6か月で100万〜150万円という価格帯も、条件が揃えば現実的とされている。
さらに、事業化・商品化・収益導線まで伴走する場合は、150万〜200万円以上、条件次第では200万〜300万円超も検討余地がある。
ただし、高額になるには条件がある。
ただ話を聞くだけではなく、成果物が必要になる。
たとえば、
現在地整理、スキル棚卸し、強み分析、選択肢比較、キャリア再構築計画、家族への説明材料、時間割、家計シミュレーション、プロフィール文、自己PR文、商品企画書、LP草案、事業化の初期設計など。
つまり、高額支援として売るなら、売っているものは「時間」ではない。
売っているものは、
人のために使ってきた経験を、自分の次の人生・仕事・役割・収益構造に変換する再構築プロセス。
ここがスカの尖りになる。
競合は、単体では存在する。
教員向け転職支援もある。
キャリアコーチングもある。
起業支援もある。
カウンセリングもある。
自己理解サービスもある。
でも、条件を重ねると競合は薄くなる。
教員経験がある。
進路指導経験がある。
メンタルヘルス離職がある。
民間企業経験がある。
保険営業での失敗がある。
塾運営がある。
子育て実践がある。
物販・法人運営・官公庁取引がある。
15年以上の事業化試行がある。
そして、それらを「人生の進路」として横断的に整理しようとしている。
この掛け合わせが、スカの価値になる。
外に出す言葉としては、
人を支えてきた人が、今度は自分の人生と働き方を立て直すための再構築支援。
あるいは、
教員・教育支援者が、これまでの経験を次の働き方に変えるためのキャリア再構築支援。
さらに高単価寄りにするなら、
教育経験を、次の仕事・役割・収益構造に翻訳する個別再構築プロジェクト。
今はまだ、赤の他人にどう見せて冷や水を浴びるかの段階。
だから、最初から大きな商品を売る必要はない。
まず見るべきなのは、初見の人が、
「自分のことを整理してほしい」
「人を支えてきた経験を、次にどう活かせばいいか知りたい」
「ただの相談ではなく、再構築してほしい」
「転職か起業かを急がず、選べる状態にしてほしい」
という反応をするかどうか。
ここが見えれば、SK相談やSKLESSONよりさらに奥にある、スカ本体の高単価支援の可能性が見えてくる。
現時点の仮説はこう。
スカの最大価値は、 人の人生に関わってきた人が、自分自身の人生で止まったときに、 その人の経験を次の仕事・役割・生き方へ翻訳し、再構築することにある。
