他人の反応という冷水を浴びる段階

まだ、見える位置にいる。

初めての人と話す。
自分のことを話す。
感想を聞く。

あの頃、2019年に比べて、2026年の今は、少し状況が違う。

キャリコンには合格しなかった。
でも、GCDFのキャリアカウンセリングは履修した。

見下ろしていたハローワークにも行った。
やりたくなかったアルバイトや業務委託もした。

つまり、下積みをしてきた。

ずっと打ち破れなかったものがある。
それは、赤の他人の評価に対面すること。

今は、そのタイミングに来ているのだと思う。

「まずは動く。不恰好な試作品を世に出して、他人の反応という冷水を浴びること」

ジョブズで言えば、
「出荷すること(Real artists ship)」

これまで、5回試みて、引っ込めてきた。

原因は、自信がなかったからだと思っていた。

お金を払ってコンサルに相談した。
サイトを作った。
一人対応もした。
でも、稼げないという理由で逃げてしまった。

その後、一般社会で研鑽を積んだ。
ネットショップで売り上げも上げた。
地域の創業スクールにも参加した。
再度、外に出した。

しかし反応はなく、また引っ込めることになった。

自身の社会的信用を上げるために法人化した。
その後も、地域の中小企業診断士に相談した。
けれど、しっくり来なかった。
ビジコンなどに書類も出したが、プレゼンには進めなかった。
また、引っ込めることになった。

それなら場所を設置してみてはどうかと思った。
単身オフィスを借りた。
公庫からもお金を借りた。
お客が自然と来ることを待った。

でも、接触はなかった。
知人の無料相談を請け負うだけだった。

資本金の枯渇が見えてきた。
単身オフィスを手放し、シェアオフィスへ移った。
そして、アルバイトを始めることになった。

その間も、ビジコンに出した。
知人に相談し、糸口を模索した。
けれど、一般からのアクセスはなかった。

ただ、知人の無料相談は件数を積み重ねた。

もう一度、自身のサービスを見直すために、AIとの壁打ちを始めたのが2025年。
そこで、さまざまなひらめきを得ることができた。

自身のサービスの輪郭は見えた。
これで、AIの指示に従ってWebを出せば、一般客が来ると思っていた。

しかし、来るのは営業メールだけだった。

そこで理解した。

身の回りの理解者や、AIに認められる構造を作り込んでも、お金は入ってこない。

お金を持っているのは、かかわりのない一般人である。

自分が納得するものや、サービスの原型があっても、赤の他人の反応を見なければ、結果は戻ってこない。

だから、カバンの中身を軽くする。

今は、いかに一般人、つまり初見の人に、自分のサービスを説明する機会を得るか。
それを考えるための席に座っている。

「まずは動く。
不恰好な試作品を世に出して、
他人の反応という冷水を浴びること」

今は、その段階にいる。

目次