競合調査メモ|自分の支援はどこに近いのか

今回、占い師・海外の占い師・個人向けコーチング・キャリア相談系サービスと比較して、自分の支援の立ち位置を確認した。

結論として、自分の支援に最も近いのは、占い師ではなく、キャリアコーチング/ライフデザイン/キャリア再設計に近いサービスだった。

ただし、完全に同じではない。

一般的なキャリアコーチングは、自己分析・価値観整理・キャリアビジョンづくり・行動計画に向かいやすい。
一方で、自分が扱っているのは、そこに行く前の段階だと感じた。

まだ目標がはっきりしていない。
転職したいのか、今の場所に残りたいのか、起業したいのかも分からない。
でも、このままでは違う気がしている。
自分の中にある迷い・違和感・経験を、一度理解できる形にしたい。

自分の支援は、この領域に近い。

つまり、「行動目標に向かわせる」より前の、“迷いを整理して、納得して決める”支援である。

目次

近い競合として出てきたサービス

今回の調査で、自分の支援に近いとされた主なサービスは以下だった。

Cariet(キャリエ)

Carietは、自己分析・価値観整理・キャリアビジョン構築を扱うサービス。
6回コースが294,000円、9回コースが418,000円、12回コースが528,000円。

「答えを与えない」「経験を棚卸しする」「納得できるキャリア選択に向かう」という点が近い。

価格帯も、自分が想定している継続支援と近い。

マジキャリ

マジキャリは、自己分析・キャリア棚卸し・目標設定・行動計画を扱う。
5回385,000円、10回594,000円。

整理や自己分析の面では近いが、転職支援色がやや強い。
自分の場合は、転職に向かわせることが目的ではなく、残る・変わる・起業する・休むなども含めて、選択肢そのものを整理する。

me:Rise

me:Riseは、自己理解・価値観整理・理想の働き方の設計を扱う。
6回92,000円、12回169,000円。

方向性としては近いが、価格帯は自分の想定よりかなり安い。
そのため、比較対象にはなるが、自分の高密度支援とは少し違う。

海外サービス

海外では、Career Reinvention Accelerator や Authentic Career + Life Design が近い比較対象として出てきた。

これらは、燃え尽き、キャリアの方向性の迷い、人生設計、価値観整理などを扱っている。
特に、キャリアだけでなく「人生の設計」まで含めて扱う点は参考になる。

価格帯について

今回の調査では、単発90分相当の価格はかなり幅があった。

ただ、近接市場として見ると、2万円〜5万円前後が一つの目安になる。
その意味では、自分が想定している単発90分 22,000〜33,000円 は、市場から見て標準〜やや割安寄りと考えられる。

継続支援については、3か月程度で見ると、15万円〜60万円が主な範囲だった。
自分の想定である 3か月33万〜50万円 は、中間〜やや高めではあるが、競合と比較して不自然な高さではない。

特に、以下の価格帯と比べると、自分の価格は市場内に収まっている。

  • Cariet:約29.4万円〜52.8万円
  • マジキャリ:38.5万円〜59.4万円
  • ポジウィル:53.9万円以上

つまり、3か月33万〜50万円は、安くはない。
しかし、明らかに高すぎるわけでもない。

問題は価格そのものではなく、その価格で何が整理され、何が手元に残り、何を判断できるようになるのかを見せられるかどうかだと思う。

自分の支援の独自性

今回の調査で見えた独自性は、占い師・コーチング・キャリア相談のどれとも少し違うところにある。

占い師との違い

占い師は、迷っている人に対して「答え」「意味」「見通し」を与える。
日本の占い師なら、背中を押す。
海外の占い師なら、ストーリーや導き、安心できる見通しを与える。

一方で、自分の支援は占術や直感を根拠にしない。

使うのは、SKメソッドと自分自身の経験。
元教員としての経験、メンタル不調から立て直した経験、民間実務と会社運営の経験、進路・キャリア相談1,000件以上の蓄積。

そこから、相手の迷いを整理し、現実的な判断材料に変えていく。

答えを渡すのではなく、本人が納得して決められる状態に近づける。
ここが占い師との違いになる。

コーチングとの違い

一般的なコーチングは、目標設定・課題整理・行動計画・達成に向かいやすい。
「どうなりたいか」を明確にし、そこに向けて行動できる状態をつくる。

一方で、自分が扱うのは、その前段階にある。

そもそも何に迷っているのか。
なぜ動けないのか。
何を選べばよいのか。
どの選択肢が自分にとって納得できるのか。
自分の経験を、次の判断材料としてどう扱えばよいのか。

自分の支援は、すぐに行動目標へ向かわせるよりも、迷いの可視化・経験の整理・納得して決める状態を重視する。

キャリア相談との違い

一般的なキャリア相談や転職エージェントは、転職・求人・キャリアアップに寄りやすい。
もちろん、それが必要な人もいる。

ただ、自分が扱う迷いは、必ずしも転職に向かうものではない。

今の仕事を続けるのか。
離れるのか。
少しずらすのか。
起業するのか。
子育てや家庭との関係をどう考えるのか。
進路や働き方を、どの視点で見直すのか。

転職という一つの出口に向かわせるのではなく、選択肢そのものを整理する。
ここがキャリア相談との違いになる。

高単価にするなら必要なこと

今回の調査では、価格を上げるためには、以下を明示する必要があると分かった。

  • SKメソッドの具体的な流れ
  • 元教員としての実績
  • 民間実務・会社運営の経験
  • 相談後に残る成果物
  • 個別レポート
  • 整理シート
  • 判断材料リスト
  • 継続支援の進行骨格
  • メールサポートやフォローの有無

つまり、「相談できます」だけでは弱い。

大事なのは、

何が整理されるのか。
何が手元に残るのか。
何を判断できるようになるのか。
どの順番で進むのか。
どこまで伴走するのか。

ここを見える形にすること。

自分の支援の価値は、話を聞くことそのものではなく、相手の迷い・経験・判断材料を整理し、本人が納得して決められる状態に近づけることにある。

だから、高単価にするなら、時間や回数ではなく、整理のプロセスと成果物を見せる必要がある。

今回の一番重要な結論

今回の競合調査から見ると、自分の支援は市場上では、占い師ではない。
一般的なコーチングでもない。
転職前提のキャリア相談とも少し違う。

近い市場は、キャリアコーチング、ライフデザイン、キャリア再設計。
ただし、その中でも自分の支援は、行動計画や目標達成より前の段階にいる人を扱う。

迷っている。
でも、答えをもらいたいだけではない。
誰かに決めてほしいわけでもない。
けれど、自分だけでは整理しきれない。
納得して決めたい。

そういう人に対して、自分の支援は、迷いを理解可能にし、経験を判断材料に変え、進路・キャリア・子育て・起業構想を含めた人生の選択を整理する。

言葉にするなら、自分の支援は、

迷いを整理し、納得して決めるための、人生・進路・キャリア再整理支援。

この位置が近い。

価格については、単発90分22,000〜33,000円は妥当。
3か月33万〜50万円も、成果物と進行骨格を明示できれば成立範囲。

今後の課題は、価格を下げることではなく、自分の支援で何が起きるのかを、もっと見える形にすること。

具体的には、SKメソッドの流れ、相談後の成果物、判断材料リスト、個別レポート、継続支援の進め方を整理すること。

今回の調査で確認できたのは、自分の立ち位置が市場から外れているわけではないということ。
ただし、既存市場の言葉にそのまま乗ると、コーチングやキャリア相談に見えてしまう。

だから、外向けには、

答えを渡すのではなく、迷いを理解可能にする。
行動を急がせるのではなく、納得して決める状態をつくる。
転職に向かわせるのではなく、選択肢そのものを整理する。

このあたりを中心に置く必要がある。

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