ひとくちに「疲れ」と言っても、その正体は大きく2つに分かれます。
ひとつは身体の疲れ。
そしてもうひとつが、心の疲れです。
今回は、この「心の疲れ」について考えたメモです。
心の疲れって、どういう状態か
私の感覚で言うと、心の疲れとは、
アクセルとブレーキを同時に踏んでいる状態です。
「やらなきゃ」「進まなきゃ」と思ってアクセルを踏んでいるのに、
「でも……」「このままで大丈夫かな」と、
心のどこかでブレーキもかけている。
その結果、燃料はどんどん消費されるのに、
前には進めない。
ただただ、“止まれない消耗”が続いていく。
それが、心の疲れの正体なのだと思います。
なぜそんなことが起きるのか
よくあるのは、「外からの圧力」と「内なる違和感」が同時にあるときです。
たとえば、
職場の方針や家庭の事情で、「進まなきゃ」という圧がある。
でも心の中では、「なんか違う」「私はこうしたい」と感じている。
あるいは、やる気はあるのに、
「ちゃんと計画できていない」
「ミスしたらどうしよう」
「自信がない」
そんな不安や怖さが、じわじわブレーキをかけてくることもあります。
疲れは「止まっていない証」
ここで、ひとつ構造として考えたことがあります。
ストレス = 「ズレ × 積もった時間」
疲れ = 「多少のズレ × アクセルを踏み続けている連続時間」
つまり、心の疲れとは、
「本当は少し違うとわかっているのに、
それを止めずに続けている」ことによって起こるのかもしれません。
だったら、いちばん必要なのは、
いったん止まることです。
止まって、整えて、また動き出す
疲れたとき、無理に前に進もうとしなくていい。
というより、
まずは“連続”を断ち切る方が先な場合があります。
たとえば、
思考をいったん手放して、頭を空っぽにする。
公園や自然の中に身を置いて、深呼吸をする。
無理に何かしようとせず、ほんとうに寝る。
これらはすべて、
踏み続けていたアクセルをいったん緩める行為です。
そして、その時間があることで、
「何が少しずつ自分を削っていたのか」を静かに見直せることがあります。
最後に
今感じている疲れは、
もしかしたら、少しのズレを抱えたまま、
止まらずに進もうとしていたサインなのかもしれません。
もしそうなら、
気合いが足りないからではなく、
止まる前に消耗が積み上がっていただけ、
という見方もできるのだと思います。
