SKアカデミーLP制作前リサーチから見えたこと


SKアカデミーは、「まったく競合がいない新しい領域」ではなく、すでに存在している複数の教育支援市場を組み合わせて差分を作る事業である。

調査対象となる領域は、共通テスト「情報」対策、ITパスポート対策、総合型選抜サポート、英語×メンタルサポートの4つである。
それぞれの領域には、すでに個別指導、オンライン家庭教師、専門塾、eラーニング、英語コーチング、心理支援型の学習サービスなどが存在している。

そのため、SKアカデミーを打ち出す際には、「他にないサービスです」と強く言い切るよりも、既存サービスとどこが違うのかを丁寧に見せる必要がある。

目次

競合との違い

リサーチ結果を見ると、類似サービスには次のような傾向がある。

  • 月額制が多い
  • 長期伴走型が多い
  • 入会金やシステム利用料が別にかかることがある
  • 料金が非公開、または問い合わせ前提のものがある
  • eラーニング型、単発レッスン型、家庭教師マッチング型がある
  • 総合型選抜や不登校支援では、長期的な伴走や高額パッケージが多い
  • 英語×メンタル領域では、心理療法やスピリチュアル寄りに見えやすいサービスもある

この中で、SKアカデミーの差分になりうるのは、10回完結型のマンツーマン学習支援である。

月額でいつまで続くかわからない形ではなく、10回という区切りを設けることで、受講者や保護者が「期間」「総額」「進め方」をイメージしやすくなる。

ただし、10回完結型というだけでは弱い。
重要なのは、10回で何を整えるのか を明確にすることである。

SKアカデミーの中心軸

リサーチ結果から見ると、SKアカデミーの中心メッセージは次の方向がよい。

SKアカデミーは、講師を探すサービスではありません。
受験・資格・進路の課題に対して、専門分野での実務経験と教育経験を持つ講師が、10回完結型で伴走する学習支援です。

ここで重要なのは、「講師紹介」や「家庭教師マッチング」に見せないことである。

SKアカデミーは、単に先生を紹介するサービスではない。
また、一般的なオンライン塾や集団塾でもない。
Feelgood-Japan合同会社が運営する学習支援事業として、専門性のある講師が、受講者の目的に合わせて10回の中で支援する形である。

誤認されやすいカテゴリ

LPでは、以下のような誤認を避ける必要がある。

  • 職業紹介
  • 人材紹介
  • 家庭教師マッチング
  • 講師紹介サービス
  • 一般的なオンライン塾
  • 集団塾
  • 心理療法
  • カウンセリングのみのサービス
  • 合格保証型の受験サービス

特に「専門家をつなぐ」という表現は便利だが、使い方によっては紹介業やマッチング業に見えやすい。
そのため、外向きには「講師紹介」よりも、学習支援事業として見せる方が安全である。

価格・期間の見せ方

競合には、入会金、月額制、教材費別、システム利用料、料金非公開などが多い。
そのため、SKアカデミーでは、可能な範囲で料金と期間を明確に見せることが安心材料になる。

LPでは、以下を整理しておく必要がある。

  • 10回の総額
  • 1回あたりの時間
  • 入会金の有無
  • 教材費の扱い
  • 追加料金の有無
  • 分割払いの可否
  • キャンセル規定
  • 結果保証の有無

特に保護者向けには、
「月額でズルズル続くのではなく、10回で一度区切る」
という見せ方は有効である。

コースごとの見え方

共通テスト「情報」やITパスポートは、すでに専門講座や個別指導が存在している。
ここでは、安さや実績数で勝負するよりも、現役SEなどの実務経験と教育経験をどう組み合わせるかが差分になる。

Re:Start総合型選抜サポートは、競合が強い領域である。
AO専門塾、総合型選抜専門塾、不登校対応塾などが存在する。
ただし、不登校・浪人・通信制・ブランク経験者に対して、志望理由・自己PR・面接・将来像を「本人の言葉」で整理するという切り口は、SKらしさを出しやすい。

英語×メンタルサポートは、注意が必要である。
心理療法やスピリチュアル寄りに見えやすい競合もあるため、「メンタルを治す」ではなく、学習不安を整理する、継続しやすい状態をつくる、目標に向けて伴走する、という表現にとどめる方が安全である。

LPで優先して書くべきこと

SKアカデミーのLPでは、凝った世界観や画像よりも、まず以下を明確にする必要がある。

  1. SKアカデミーとは何か
  2. 講師紹介・家庭教師マッチングではないこと
  3. 4つのコース
  4. 10回完結型の進め方
  5. 料金目安
  6. 結果保証の有無
  7. 受講前確認の流れ
  8. 運営会社

この順番であれば、競合との差分と安心材料を自然に伝えられる。

現時点の総合判断

SKアカデミーには成立可能性がある。
ただし、勝ち筋は「安さ」ではない。
また、「大手塾より実績が多い」「講師を自由に選べる」といった方向でもない。

勝ち筋は、次の一点にある。

月額で長く通わせるのではなく、
10回で目的を整理し、必要な学習・準備・進路の課題を個別に進めること。

そのため、LP制作では、10回で何をするのかなぜこの講師が担当するのか を明確にすることが重要である。

SKアカデミーは、既存の塾・家庭教師・講師紹介・コーチングのどれかに寄せすぎるのではなく、
専門家×教育経験者による、10回完結型の学習支援事業
として見せるのが、現時点では最も安全である。

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